en-gのスキーな毎日

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知の巨人

昔、立花隆さんが好きでした。
田中角栄に関する著作もそうですけど、脳死臨死体験の著書などとても興味深く読みました。また免疫のメカニズムのことなどシロートにはとうていワケの分からない話も立花氏の文章で読むと分かったような気になったものです。
枕にしたいぐらい分厚い『サル学の現在』でさえ、読み始めたら止まらなくなって一気に読み終えてしまいました。
ま、それらをオラがちゃんと理解できていたのかどうかはまた別問題ですが。
てゆーか、
そんなワケで何か事件が起こると「立花隆ならどう言うだろう」と、いつも気にしていました。けど、その立花氏もなんだか最近はしょうがないっちゃしょうがないですよね。
少し前のこと『週刊現代』(10/28号)に、小沢問題についての立花氏による記事が掲載されていました。
小沢事務所では小沢と秘書との関係は絶対服従であるとか、巨額のカネを秘書が勝手に動かせるはずがないとか、馬鹿げた主張をしているとか、立花氏はそう言うんですね。その拠り所としたのが高橋嘉信氏の証言や松田賢弥の著書だというのです。
まあ、それはそれでいいでしょう。
問題は今度の裁判について、起訴事実とか証拠とか関係なくとにかく小沢は悪いヤツだ悪いヤツだと言っているだけなんですね。なんだか本質から離れた的はずれの話になっちゃってるみたいに思えてなりません。
何なんだ知の巨人。