en-gのスキーな毎日

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世の中は供給過剰だ

お金をどんどん印刷して市場にバラまけば景気が良くなるなどというヨタ話をしている人がいるようですが、世間は供給過剰なのですから。
例えば自動車。
一度買えば40万kmや50万kmは走るはずです。なにも4年や5年で代替する必要はありません。けれどどんどん自動車は生産されます。必要なのは生産することではなくむしろ総量規制です。
例えば家電製品。
次から次から新製品が出てきます。しかし新製品発表の度に新しいものに買い換える必要などないはずです。一度買ったものは10年でも20年でも使い続けるべきです。壊れたら買い換えるのではなく修理すればいいのですから。
資源を無駄遣いし、エネルギーを浪費して、嘗ての「消費は美徳だ」みたいな社会を再来させようなどというのはもってのほかです。
必要なものを過不足なく作って流通させて、それで成り立つ社会構造こそがこれから求められる社会なのだと思います。