en-gのスキーな毎日

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国民皆保険のありがたさ

麻生太郎氏は、総理大臣だった頃に国民健康保険について「いい加減にやっている人たちの医療費を、自分が払っていると思うと、ばかばかしくなってくる」とか、「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ」 などと発言しています。
また、つい先日は「90歳になって老後が心配とか、わけの分かんないこと言っている人がこないだテレビに出てた。オイいつまで生きてるつもりだよと思いながら見てました」と言って物議を醸しました。
後からいろいろ言い訳はしているみたいですが、結局はこれが本音なんでしょうね。
ということで国民健康保険ですが、数日前のこと市役所から3・4月分の「国民健康保健医療費のお知らせ」というのが届きました。骨折して手術、入院、通院があったのでその額は197,480円になっていました。実際に負担したのはその3割です。

国民皆保険制度というのは本当にありがたい制度です。このほかにも高額医療費の一部を負担してくれる制度もあります。このような制度がなければ格差社会の中で貧困に甘んじている人たちはまともな医療を受けることが出来ません。それを「自分は健康で、医者になんか掛からないのに何でオレがそんなやつらの金を払うんだ」と言ってしまったら保険制度が成り立たなくなってしまうじゃありませんか。