en-gのスキーな毎日

http://kitakaze.yukigesho.com/ mail en-g2008@docomo.ne.jp

アメリカの新年度予算 争点になっているのは医療保険制度

アメリカでは、国民皆保険のような制度は必要ないとする人々が多数を占めているんですね。
アメリカの医療については、以前、堤未果著『ルポ 貧困大国アメリカ』を読んで愕然としたんだけど。
しかしこれは他人事ではなくってさ、TPPに参加したら日本の保険制度も否応なく危機にさらされちゃいますよね。政府は国民皆保険制度を守るって言ってるけど、例えば初診とか基本的な治療とかは保険でカバーしても、それ以上は混合診療を認めるんだから自由診療でどうぞってことになったら、形だけ制度は守られても貧乏人は医者に掛かれなくなります。アメリカはきっと日本の保険制度を非関税障壁としてやり玉に挙げてきますよね。
それに安倍政権はアメリカがどうであれ、株式会社の医療への参入や混合診療の全面解禁など、医療の自由化に向かって突き進んでいきそうですし。
貧乏人は医者にかかれない、まもなくそんな時代がやって来るのかもしれません。