一昨日の猫魔での雪崩事故については、テレビや新聞またネットなどの情報がバラバラでどれが本当なのかよく分かりません。
最初に事故を知ったのは福島中央テレビの夕方のニュースでした。「５人が巻き込まれ自力で脱出した３人がパトロールに助けを求めた」と報じられました。しかし、JNNでは「パトロール中のスキー場関係者が見つけて消防などに通報した」と伝え、NHKのニュースでは「消防から連絡を受けたスキー場のパトロール隊などが現場に駆けつけた」とされています。
自分で携帯から119番に助けを求めたとの情報もあるので、もしかしたら当事者→消防→スキー場へと情報が伝わったのかもしれません。
場所についても、NHKは「上級者コースの頂上から西へ100m」と伝えていましたが、実際は西ではなく南にコースを外れていたようです。１番多かったのは「上級者コースとリフトの間の林」というものですが、これは明らかに間違いです。
あちこちの情報や、リフトのおじさんの話、友人からのメールなどを総合すると次のような事故の実体が見えてきます。
３月13日午後、北海道からきたスキーヤーとボーダー5人組が、猫魔スキー場の猫魔第１リフト降り場付近からコース外南へ100m付近のところで雪崩に遭い２人が怪我をした。5人組の内の誰かのトラバースが原因で雪崩が発生したものと思われる。当事者が携帯で119番に救助を要請、消防署から連絡を受けたパトロールらが救助に向かった。巻き込まれた２人は骨折はしているが、頭部が雪上に出ていたため命に別状はなく、駆けつけた救急車で病院に運ばれた。
と、これでどうでしょう。
バラバラの情報の中から信憑性のありそうなものを寄せ集めてひとつに纏めてみました。
