en-gのスキーな毎日

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どこが問題なのか

サンデーモーニングでの張本氏の発言が問題になっています。オラは番組見ていなかったので発言を直接は聞いていませんが、ネットで検索してみるとその発言は概ね次のようなことであったようです。
「女性でも殴り合い、好きな人がいるんだね。見ててどうするのかな。嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね。こんな競技、好きな人がいるんだ。それにしても金だから、あっぱれあげてください」
これに対して昭和生まれのジジイは発言の何が問題なのかすら解っていないといような指摘もあります。もちろんオラも昭和生まれのジジイでありますから、オラにも解るようにこの発言のどこがなぜ問題なのかを教えて欲しいと思います。
※「嫁入り前の」というのは ちょっと問題かな。オネーちゃんは嫁に行くもんだという考えがね。

一方でメンタリスト DaiGo のとんでもない発言がありました。謝罪があったようですが、こちらは形だけの謝罪で済むような問題ではありません。彼はもともとこういう考えの人なんでしょうから謝ったところで何の解決にもなりません。
その発言は次のようだったと報じられています。
生活保護の人が生きていても僕は得しない」「ホームレスの命はどうでもいい。邪魔だし、臭いし」「犯罪者が社会の中にいるとみんなに害がある。だから殺すんですよ」
これは民族浄化に繋がりかねない悍ましい思想です。看過することは出来ません。しかし、さらに問題なのは、このように考える者が日本国民の中にけっこういるのではないかと思われることです。
オラの知人がこんな話をしたことがあります。「犯罪者を何10年も刑務所に入れてメシを食わせるのは税金の無駄遣いだ。死刑にした方がいい」と。残念ながら、何を言っても聞いてくれるような人ではありませんでした。
また、以前麻生なんとかいう政治家は国民健康保険について「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金 を何で私が払うんだ」と発言したことがあります。ネットではこの発言に賛同するような書き込みも見受けられました。
これはもう、国が病んでいるとしかいいようがない。

昨年11月に路上生活の女性が殴り殺される事件がありました。この事件について、NHKの社会部記者の取材ノートが公開されています。

調べに対して容疑者は「邪魔だった。痛い思いをさせればいなくなると思った」と供述していたそうです。