en-gのスキーな毎日

http://kitakaze.yukigesho.com/ mail en-g2008@docomo.ne.jp

en-gのひとりごはん

昼食はシンプルに天ざる。
蕎麦は自分で打ちました。天ぷらは生協から買ってきました。おまけに飲むヨーグルトも付けました。

最近は蕎麦と言っても天ぷらや山菜料理などごちゃごちゃといっぱい付けて2,000~3,000円という高い値段を設定している蕎麦屋もありますね。けど、蕎麦は落語の演目「時そば」や「そば清」の噺にあるように、それ程高価な食べ物ではなかったはずです。「時そば」の16文は今の価値で言うと500~600円ぐらいだったみたいです。(今でも町の普通の蕎麦屋さんに行けばそのぐらいの値段ですよね)

そもそも蕎麦切りが登場するのは江戸中期、今と同じように器に盛ってつゆを付けて食べていました。それをいちいちつゆに付けるのが面倒くさいといって、つゆを蕎麦にかけたのが「ぶっかけ」で、後に温かい汁をかけるようになったのがかけ蕎麦ですね。
オラはその頃まだ生まれてなかったので当時の蕎麦屋には行っていませんが、杉浦日向子さんの本にそう書いてありました。
その本には「もり」と「ざる」の違いについても書いてありました。皿に盛ったのが「もり」、ざるに盛ったのが「ざる」、せいろに盛ったのが「せいろ」。実に明快、疑問の余地がありません。海苔が掛かっているとかいないとかは関係なくって、今はそれがごっちゃになっちゃってるみたいですね。

※「おう、そば屋さん何が出来るんだい」「出来ますものは花巻にしっぽくで」ってことで『時そば』。 en-gは春風亭柳橋さんの『時そば』が好きです。