en-gのスキーな毎日

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スキー昔話 10

《スキーの動く映像》
シーズン間近の今日この頃、最近は渡辺一樹のDVDを見ながらシーズンインに備えているen-gです。
てゆーか、
今でこそこうやって簡単に動く映像を見ることが出来ますが、オラがスキーを始めた昭和30年代頃はなかなか動画でスキーを見る機会は少なく、せいぜいスキー雑誌の分解写真など見ながらオーストリア直輸入のウェーデルンやパラレルの練習をやっていたものです。なので数少ない動く映像を見る機会ってのはとても貴重で嬉しいことでした。
中でも毎年シーズン間近になると各地で開催される『スキー映画の集い』はとても楽しみな催しで、これは地元のスポーツ店などから数多くの賞品が提供されて最後に行われる抽選会はけっこう盛り上がったものです。
劇場映画では『アルプスの若大将』というのがありました。
加山雄三です。
以前、若いスキー仲間に『アルプスの若大将』の話をしたら、そんな映画は知らないと言われてしまいました。
トホホです。
私をスキーに連れてって』よりずっとずっと前の映画です。
さらにその前にはトニー・ザイラーの映画もありました。
トニー谷ではありません。念のため。
残念ながら『スキーの驚異』は見ていません。
なんてったってこれはオラが生まれるはるか昔の映画ですから。
テレビ番組では美津濃提供の『スキーは楽し』というのがありました。
後に、動画のすばらしさをその美しいカメラワークと共に教えてくれたのはなんといっても『スキーNOW』ですよね。
杏里の歌をバックに空撮の映像が流れて番組が始まるのというのが記憶に鮮明に残っているのですが、調べてみると杏里だけじゃなくていろんな人がオープニングやエンディングのテーマを歌っているんですね。
この番組が一般スキーヤーに与えた影響ははかり知れないんじゃないかと思います。今日は誰がどんな滑りをするのだろうとテレビのスイッチを入れると、海和、我満、斉木、川端、山崎、上原らの滑りが美しい映像と共に目に飛び込んできて、すでに中年オヤジだったオラも毎回ワクワクして画面に見入ったものです。
ウェーデルンが出来れば上級者だといわれた頃に比して上達のスピードを驚異的に早めたのは、用具の発達やリフトによる高速輸送と並んで、誰もがこのように簡単に動画をみられるようになったことが重要な要因であることは間違いありません。
てことで、
DVD見ながら隔世の感を噛み締めつつ晩酌の酒を飲んでいます。