アメリカって国は格差があるからこそアメリカだと思っていました。
能力のある者は一夜にして大金を手にし、能力のない者は貧困に甘んじるというのが、これぞアメリカであると思っていました。
それがアメリカンドリームであって、それがアメリカのアイデンティティでもあると思っていました。
そのアメリカで格差に反対するデモが起きているというニュースが最近連日のように伝えられています。
オラはアメリカに対して間違った認識を持っていたようです。
常識的に考えればたった１％の人が富の大部分を所有するような国がマトモであるはすがありません。
わがニッポンも、嘗て新自由主義を標榜する大臣が格差を是とする政策を断行して以来、貧富の差は広がるばかりです。
国の大切な仕事のひとつが富の再分配であることは自明の理であります。
残念ながら野田政権は貧困層や弱者を救おうなどということはアタマの中にはないみたいですね。
