細野真宏氏の「年金？ 破綻しません」って記事、いかにもアヤしいと思いませんか。
この人には『「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った？』（扶桑社新書）という著書もあるみたいですが。
「誰が言った？」って、みんな言ってます。
けど、この人は「未納が増えると年金が破綻する」ってのは、ひっかけ問題だというのです。
そのワケってのが「年金の未納者は年金をもらえないばかりか、税金の“払い損”になるから」と。
でもこれおかしいですよね。
払っていないヤツはもらえないんだから、「未納者が増えても、年金の財政にはほとんど影響がない」って、それこそひっかけです。
未納者がどんどん増えて将来多くの国民が年金を受給できなかったとしたら、年金財政は破綻しなくても『年金制度』は破綻したってことでしょ。
