en-gのスキーな毎日

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江戸の食〜そば〜

先日NHK『趣味ドキ! 浮世絵で味わう江戸の食』を見てたら、「蒸籠そば」の話がでてました。「蒸籠そば」と言うからには、茹でたそばを蒸籠に盛ってくる、だから「蒸籠そば」なんだと思ってました。ところが違うんですね。江戸中期、まだ“そば切り”という調理法ができて間もない頃は、そばは茹でるのではなく蒸籠で蒸していたのだということが当時の浮世絵から分かるのだそうです。
今のように茹でるようになったのは江戸中期以降とのこと。夜鷹そばが屋台を担いで町中を流して歩いたのもその頃からなんでしょうね。
「銭が細けえんだ 手ぇ出しな。ひぃふぅみぃよぉ… 何刻でぇ」。
お馴染み『時そば』です。