あっちこっちとスキーのページを検索していたら、いささか旧聞ですが三浦豪太さんがスキースクールの校長先生になったという記事にぶつかりました。
去年SAJの指導員の資格を得てテイネのスキー学校の校長になったみたいで、初めてSAJの講習を受けたそうです。そのときのことを日経新聞のコラムに書いています。
彼は、
僕は彼らが行っている二軸理論の「内足主導」を小さなたった一つのコブを超えて行うようすべての参加者と講師に試した。結果、僕を含め、講師と参加者全員がバランスを崩しその後ターンをつなげることはできなかった。
（2012 3月17日 日経新聞夕刊）
と言い、アルペンもモーグルも基礎を重視し、それはパウダーやハードバーンにも通じるのだけれど、「基礎スキー」と言われる分野にはこうした根本的な共通項が見あたらないと言っています。
早い話が、「基礎スキー」の技術では整備されたバーン以外は滑れないよってことです。
多くの関係者が同じことを思っていて言い出せなかったことを、今まで「基礎スキー」とは無縁だった豪太さんだから言えたんでしょうね。
「王様は裸だ！」と。
オラが張本さんなら豪太クンに「あっぱれ！」100個ぐらいあげます。
