en-gのスキーな毎日

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雪の粒子と粒子の間にエッジを切り込ませる

スキージャーナル』10月号に海和俊宏さんの記事が載っています。
「自分が意図しないところで少しでもスキーがずれるのがすごく嫌でした。だから、いかに雪面からエッジを外さないか、つねに雪面を線でたどるということを意識していました」と言います。
2mのスキーのエッジのミリ単位の一点に力を集中できたというから驚きです。
オラなんかエッジの一部が剥離してもたぶん気付かずに滑ってますね。
さらに、どんな硬い雪でも氷でも粒子が固まってできたものだから、かならず隙間がある。その雪の粒子と粒子の間にエッジを切り込ませていくのだというのです。
普通そんなことを考えますか。
てゆーか、ワールドカップレーサーってのは普通ではないですから。
天性の才能、余人に勝る努力、そして常人には考えもつかないような思考。
ワールドカップレーサーというのはことほどさように稀有な存在なのだと驚愕した次第です。