数日前の地元紙に『狂犬病にご用心』という記事が載ってました。
狂犬病は発症すれば死亡率100％の怖い病気です。
日本では昭和２５年に狂犬病予防法が制定され、その後昭和３２年から半世紀以上発生していないのだそうですが、平成１８年には海外からの帰国者２人が狂犬病に感染して死亡したとあります。
人が狂犬病にかかるのは犬からの感染がほとんどなので、感染を防ぐには年１回犬に予防注射を受けさせることが肝心です。福島県内で平成２７年に予防注射を受けたのは登録されている飼い犬の75％ということですが、登録されていない犬や野良犬がいることを考えると接種率は半分以下のようです。
このように接種率が低いところに海外から狂犬病が持ち込まれたら爆発的に広がってパニックになる危険があるといいます。
記事は、犬を飼っている人は居住する市町村に登録することと、年１回の予防注射を受けることが何より重要であると結んでいます。
飼い犬の登録と予防注射は法律によって義務付けられています。
