en-gのスキーな毎日

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ブレーキとアクセルの踏み間違いについて

松村正代さんがどっかへ行っちゃってからというもの、『ゆうどきネットワーク』をあまり見ていないんですよね。けど、こないだたまたま運転中に音声だけ聞いていたら、話題が「アクセルとブレーキの踏み間違い」だったんです。
聞くとはなしに聞いていたので、もしかしたら聞き違えもあったかもしれませんが、結論として大学の先生が言うには「車というのはアクセルを踏むものだ」と脳ミソが考えていることによって起こるのだと言っていたような気がします。
オラも事故こそ起こしていないけれど、何度も踏み間違いをしています。でも、その原因ってのは大学の先生の考えとは全く違うんですよね。
以下はあくまでも個人的な体験によるものですが、オラの踏み間違いにはふたつの重要な特徴があります。
1.巡航速度で踏み間違うことはない。
2.マニュアル車では踏み間違いをしない。
まず1番目の「巡航速度で踏み間違うことはない」ということですが、普通に走っていて目の前の信号が赤に変わったとき、アクセルとブレーキを踏み間違えるということはありません。
では、どんなときに踏み間違いをするかっていうと、
(1)駐車場に入れようとして低速で前進またはバックをしているとき。
(2)渋滞などで、歩くより遅いぐらいの速度で走ったり止まったりしているとき。
いずれも人が歩く程度かそれ以下のきわめて遅い速度の時に踏み間違いが起こるのです。
そして2番目「マニュアル車では踏み間違いをしない」。
これはマニュアル車は両足を使うことに起因しているのかもしれませんね。
このことから分かるのは、踏み間違いは“オートマチック車できわめて低速走行時”に起こるってことです。
そしてたぶん、推測ですけど長い間マニュアル車に乗っていて、高齢(50〜60代)になってからオートマチック車に乗り換えたという人が踏み間違いを起こしているのではないのでしょうか。
てことは、低速走行時におけるオートマチック車とマニュアル車の運転操作上の違いが踏み間違いの原因であると考えられます。
ふつう、車が走っているとき右足はアクセルの上に乗っています。
ところが低速走行時、
1.マニュアル車の場合は、右足をアクセルの上、左足をクラッチの上に置いて時々半クラッチを使いながら右足はいつでもブレーキを踏めるようにして走りますが、
2.オートマチック車の場合は、Dレンジでブレーキから足をを離すとアクセルを踏まなくても走り出してしまうので、きわめて遅い速度で走ろうとすると“アクセルではなくブレーキ”に足を乗せて走ることになります。
つまり、低速走行に於いてマニュアル車ではアクセルを踏みながら走るけれど、オートマチック車ではブレーキを踏みながら走るという違いが発生するのです。
ということで、踏み間違いの原因はこういうことです。
マニュアル車では、走っているときは常にアクセルを踏んでいるのでブレーキを踏むときは必ず踏み換えるという動作をします。頭で考えて「あっ危ない止まらなくちゃ」→「アクセルから足を離して」→「ブレーキを踏む」などと考えてブレーキを踏んでいるのではなく、足が勝手に踏み換えているのです。
この動作こそがオートマチック車に乗り換えたとき踏み間違いをおこす原因に違いありません。オートマチック車では、低速ではブレーキを踏みながら走っているので、止まらなければならないときはそのままブレーキを踏み込めばいいものをとっさに無意識に踏み換え動作をしてアクセルを踏んでしまうのです。しかも思い切り。
“止まるときには踏み換える”これが踏み間違いのキーワードです。
1.アクセルを踏んで走っているときは、止まろうとするとき正常にブレーキを踏む。
2.ブレーキを踏んで走っているときは、止まろうとするときアクセルを踏んでしまう。
これがオラの踏み間違いの原因です。