en-gのスキーな毎日

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『FRIDAY』6/29緊急増刊号

青木理さんが怒っています。
原発は安全と言い続けた「原子力文化人たちの罪」》と題された記事で、勝間和代草野仁北村晴男茂木健一郎福沢朗木場弘子らの発言を挙げて「利得にすり寄る恥知らず」と断じ、「クズ発言」と切り捨てています。
青木さん、『モーニングバード!』では歯に衣を着せっぱなしのようなユルいコメントが多いみたいですが、願わくはテレビでもこのぐらい気持ちのいいコメントをしてほしいものです。
そういえば、話は飛びますが福田和也さんも活字の歯切れ良さに比べて『とくダネ!』でのコメントはちょっとナヨっちいですね。
どちら様もぜひぜひ活字のように胸のすくような切れ味のコメントをお願いします。
てゆーか、あんましホントのことを言うと岩上さんみたく番組降ろされちゃったりしてね。
ということで、『FRIDAY』6/29緊急増刊号には、「原子力 郷土の発展豊かな未来」と大きな文字で書かれてた門構えの写真が載っています。
ギャグですね。
思わず「労働は自由への道」という、かの強制収容所の門に掲げられていた“標語”だか、“スローガン”だか、“キャッチフレーズ”だかを連想してしまいました。
けど、強制収容所が「自由への道」に繋がっていなかったように、原発もまた「豊かな未来」に繋がってはいません。
原発事故は収束に向かうどころか、放射能汚染が益々深刻になっています。
わが喜多方も100km以上離れているからといって安心してはいられない状況になってきました。
群馬大学の先生が調査した汚染地図が公表されたり、隠されていた情報が明らかになったりする度に暗澹たる気持ちに襲われます。
原発を即時停止すべきだと思います。
百歩譲っても、停止中の原発の再稼働はしない。これから定期点検を迎えた時点で停止した原発も再稼働をしない。
これで何年か後にはすべての原発が止まるはずです。
再稼働などありえません。
しかし原発ってのはそれだけでは済まないんですよね。
発電は止めてもその後には想像を絶するほどの使用済み核燃料が残され、未来永劫これを冷やし続けなければならないのですから。
いったい誰がこんなものをクリーンエネルギーと呼んだのでしょう。