en-gのスキーな毎日

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原発には想像を絶するほどの核燃料があるんですね

武田邦彦さんは6月12日付のブログで、

福島原発から上空に漏れた放射性チリは、約70京ベクレル。海に流れた方はハッキリしないが10京ベクレル程度と考えられる。

としたうえで、

1号機、2号機、3号機は運転中だったので、原子炉の中に合計6亥4000京ベクレル(亥は本当は土偏で、ガイと呼ぶ)、プールに1400京ベクレルの放射線量があり、4号機は原子炉の点検中で、原子炉の中はゼロ、プールが2100京ベクレルだった。
つまり、原子炉に6亥4000京、プールに3500京だから、合計6亥7500京ベクレルの放射線量があった。
この内、100京が漏れたのだから、全体の0.15%が漏れたに過ぎない.もっとも、放射線量は運転が止まる(核分裂が止まる)と急激に少なくなるので、どこの時点をとるかで大きくことなる。
とにかく、ザッと言うと、福島原発が持っていた放射線量の1%未満が大気中にでたことになる。

と、書いています。

なんてこった!
これだけ汚染してもたった0.15%が漏れたに過ぎないとは。
けど、これって、次に大きな地震が来て建屋が崩壊してプールの中の核燃料がむき出しになったらいったいどうなるのでしょう。
※事故から1ヶ月たった4月に、福島第一原発から放出された放射性物質は、原子力安全・保安院の試算では37京ベクレル、原子力安全委員会の試算では63京ベクレルと推定されると発表されています。