いまだに「政治とカネ」を持ち出して小沢さんを拒否する人たちの “町の声” というやつがテレビから頻繁に流れています。
西松の事件は、上杉さんや郷原さんがことあるごとに述べているように、検察の作り上げた虚構のストーリーであることは間違いないですよね。また、土地取得に係る「期ズレ」にしても、刑事事件として立件するような事件ではないというのもその通りだと思います。
けど、上杉さんが小沢さんの「政治とカネ」は霞ヶ関が作った虚構であると言い続けても、郷原さんがこの事件がいかに実態のないものであるかを解き明かしてくれても、なにせ多勢に無勢です。テレビや新聞からしか情報を得ていない圧倒的な数の人の前ではなんとも無力の感が否めません。
『週刊朝日』９／１７号に《「政治とカネ」は霞ヶ関が作った虚構である》という上杉さんの筆による記事が載っています。しかし、テレビや新聞の悪意に満ちた記事やコメントに影響された人の数には太刀打ちできないのかもしれません。
