鳩山さんが国外県外を模索したことには間違いない。
『サンデー毎日』がスクープしたような腹案があったこともその通りだと思うのです。
しかし、防衛省・外務省の中枢や、軍事をメシの種にしている者たちにとって、辺野古以外はあってはならないことだったんですね。
言われているように、鳩山さんの考えを実現すべき “チーム鳩山” がなかったのが悲劇の始まりです。鳩山さんのまわりにいたのは旧来の政権を支えてその利権を享受していた人たちだったわけですから。
それと長島政務官のような人物が政権の中にいること自体危険きわまりないことです。
民主党や社民党の議員がアメリカに行ったりテニアンに行ったりして何とか国外にと奔走し、また国民新党亀井代表も辺野古はあり得ないと言っていたのに、鳩山さん自身がなすすべもなく屈してしまったとしか言いようがないですね。
辺野古移設勢力の手先となって鳩山さんを追い込んでいった官房長官、防衛大臣、外務大臣らの罪はきわめて重大です。
ただ言えることは、鳩山さん自身は決して名前のようにハトではなくその思想はけっこうなタカであると思うのですが。
